制アルカの時代に書かれた「元素名」(18/pal/nen 2007/09/02)(幻語結界 > 元素、あり升 より)では、アルカの元素名の命名の経緯が書かれています。
これを元に、一部新生アルカ用に書き加えたり、書き換えたりしました。
元素周期表でも片手に見るのが分かりやすいと思います。
元素名
かつてアルカでは元素に固有の名がなく、元素番号で呼んでいた。例えば水素は1番目の元素とし、kolilと呼んだ。
だがこの方法は覚えづらいと不人気だった。そのため元素はリディア主幹で命名された。
メル16,17年ごろには変わっていったのではないかと考えられる。
現実ではリディアら、神話ではリュウが名付けたと分けて考えると混同しない。
制アルカで命名されたそれらの元素名は2008/09/11に新生アルカへ継承された。
この時、新生の単語に直されたものもあるが、一部制アルカのままの語形が残っている。
神話的には科学が発達したのはアルディアの時代とその後だ。人類が魔法科学を捨てて科学の道を歩むと考えたリュウがナユの助けを借りて研究を始めたとされる。化学もその一環だ。
リュウは魔法を助けに研究したので、地球の化学史とは異なることが多い。例えば元素は地球では1800年前後に何百年かかけて順序だてて発見されている。ところがリュウは魔法の力で元素を単離したことがある。それで、地球の化学史の常識はアルカでは通用しないことがある。肩の力を抜いてよくできたファンタジー程度に考えるのが良いと思われる。
地球の元素名は命名法が入り混じっている。鉄のように古来からあったものは周期表の早い段階に多い。超ウラン元素など、自然界にないかほとんどないものは周期表の後ろに集まり、命名権を持った人間によって命名される傾向が強い。
アルカの場合、古来からあった鉄などの物質と、馴染みやすい酸素などの元素と、あとはリディアらが命名したものに分かれる。
面白いのは、性質が似ているものはまとまって命名されていることだ。そのおかげで覚えやすい。例えばアルカリ金属はアルカリ金属でまとまって命名がされている。
おおむね、遷移元素については横の並びで命名され、典型元素については縦に命名されているようだ。
以下に元素名を挙げる。
水素
水素はarlil。元は水を構成するのでellilと呼ばれていたが改名された。elは水を意味する制アルカの単語であり、新生アルカでのerに相当する。Al(SO)aqなど、水を意味するaqが出てくるが、これはアルカではerと言う。erと言った際に水なのか水素の略称なのか混同するので改名された。
語源はartelil、すなわち原始の神アルテの元素。水素が周期表で最初に来る元素であることから。
アルカリ金属(dilflil)と希ガス(yunerlil)
周期表の両翼にあり、活発なアルカリ金属と不活性な希ガスに分かれる。互いに6個ずつで計12個ある。それゆえ、アルミヴァの12神の名が冠されている。
セイネルスからカルザスまでがリチウムからフランシウムに当たる。
ヴァルファントからコノーテまでがヘリウムからラドンに当たる。
神の名は略称を使う。通常、リチウムはseinelsではなくseilil。
アルミヴァの略称は新生アルカで一部変更されたが、元素名には制アルカでの略称が残っている。
アルカリ土類金属(hinolil)
カルシウムからラジウムまでの4個。活性で移ろいやすいことと、4個であることから、移りやすい「季節」と絡めて命名された。上から順にアシェテ〜シエルの順になる。
ベリリウム、マグネシウム
ベリリウムはエメラルドveirenが語源。召喚士リディアが召喚に使う魔石の成分を調べたいと言ったことから始まり、リュウがエメラルドの緑柱石から魔法単離して発見したという経緯を持つ。
マグネシウムはgyulil。硬水に含まれるマグネシウム比率が多いと、その水を飲んだときに苦い味を感じることから。にがりなどにも含まれる。
神話上、アルバザードの水の多くは軟水だが、リュウ出身のヒュート国は異なる。ヒュートは一般に高山地帯だが、傾斜が緩やかに長く続く地域の山では、水が長時間地層の上を流れ、ヒュートの古い地層に含まれるドロマイトからマグネシウムを多く含んだ水を産む。
王族のリュウはこの水を飲む機会に恵まれ、幼少期からこの水に含まれる苦味の成分に注目していた。そのため、ほかの元素と比べ、神の名などではなく元素の性質を以って命名されている。
ホウ素
メテ北西部の塩湖hierで主に産出されるホウ砂から発見された。
輸入したホウ砂からリュウが発見した元素で、ホウ砂を意味するlai(死んだ塩)から発見されたため、laililと命名された。
なおこのlaiは制アルカの単語であり、新生アルカではlahiとなっているが、ホウ素は新生アルカでもlaililのまま据え置かれている。
炭素
木炭から発見され、defllilと命名された。deflは木炭を意味する制アルカの単語である。しかし、元素の略称がdeflであるため、木炭との区別が困難になり、リュウがlunolilと改名した。
炭素は有機物として働き、生物を構成する材料となる。だが炭素だけで生命ができるわけでもない。そこで不完全な生命という意味でリュウはルノと名付けた。
ルノは最初に霊界に生まれようとした生命で、結局生まれることが適わなかった最初の女性。男性が欠けたことが存在できなかった原因。ルノは不完全な生命であり、そのことから炭素に命名された。
窒素
窒素が空気の主な構成材料であることを解明したリュウは、saplilと名付けようとしたが、論文中にしばしばsap(空気)という語を使うため、混同を避けるために窒素をteezelilと名付けた。これは風の元素という意味。
酸素
zomlil。酸素のもろもろの特徴を前にしてどうネーミングしたらよいものか考えていたリュウだったが、化学知識のない使徒らに酸素のことを説明していたときに命名した。
身近な例では、酸素は木が作るもので、それで人間が呼吸している。そう説明した際に、ではzomlil(木の元素)としようと思いついたことが原因。
ハロゲン(hald)
塩を作るという語源の元素群。第17族元素に位置する。アルカリ金属のように特徴が目立つため、レイユ以降リーファ隊の名でまとめて命名された。フッ素からアスタチンまで順にmirgilil, haneslil, kasanlil, aaxelil, alsonlil。
鉛、スズ、亜鉛、アルミニウム
アルカ固有の語として既にあった。身近な金属として、制アルカでは4対語となっていた。順にnazllil, koglil, algatalil, silgilil。
ケイ素
フルミネアと懇意だったリュウは彼女の持つヴァストリアのティクナの分析を行う機会に恵まれた。ケイ素は石英や、それが純化した水晶に含まれている。分析の結果、水晶であるティクナに含まれるケイ素が発見され、リュウはそれをflialilと呼んだ。
リン
古くから同素体が知られ、その同素体が様々な色を持つため、nimlilと命名された。
硫黄
belfelil。
ベルフェとは、アルバザード北東部の一地方のこと。アルバザードには珍しい火山帯にあり、温泉が多い。中でもベルフェには硫化水素の混じった温泉が沸く。臭いが健康には良い。
この臭い成分に硫黄が入っていることをリュウが見つけ、硫黄にbelfelilと名付けた。
ガリウム、インジウム、タリウム
アルミニウムと同じ13族元素。ホウ素を除いて土類金属に当たるが、アルミニウムは既に固有語でnezlと呼ばれていたため、アルカではガリウム以下3種がひとまとまりにされる。ニホニウムは含まない。
これらはいずれも青系の炎色反応を示すため、それぞれ青い空のjanlil、暗く青い海のtierlil、青緑の葉っぱのteklilと命名された。
ゲルマニウム
eltelil。
リュウはゲルマニウムの研究をし、これがケイ素と関連して考察すべき元素であると考えた。実際、同じ族に属するこれらの元素は使い道が近いことがある。例えばトランジスタはまずゲルマニウム製のものができ、その後にケイ素製のものができた。
リュウはこれらの元素をペアのように考えた。
ケイ素はフルミネアの持つヴァストリアが語源だったため、ケイ素のペアであるゲルマニウムは、フルミネアのもうひとつの装備である長い巫服と対になって考えられた。
その服はelteであるから、ゲルマニウムはeltelilとなった。
ヒ素
yayulil。毒性が非常に強かったため、毒の元素と命名された。
セレン、テルル
セレンとテルルは性質が似ていたため、ペアで命名された。それで周期表で上に来るセレンにeltlil、下に来るテルルにsaallilと名付けられた。
カドミウム
adyulil。亜鉛は閃亜鉛鉱から取れるが、カドミウムも亜鉛鉱とともに産出する。
アルバザードに運ばれるカドミウムはアデュの山岳部を主産地とする。そのためリュウはカドミウムをadyulilと名付けた。
リュウはアデュ収容所にいたことがあり、苦い思い出がある。後にカドミウムが有毒と知って、ますます命名に自信を持ったとされる。
アンチモン、ビスマス
同族元素アンチモンとビスマスはペアで考えられることがあった。また、同じ族なのにヒ素同様毒となるアンチモンに対し、ビスマスが薬として使えることから、対称的なペアと考えられた。
それで薬になるビスマスは天使の元素としてlanslilと命名され、一方のアンチモンは悪魔の元素としてlinslilと命名された。聞き違いを防ぐために実験室ではアンチモンをteemslilと呼ぶこともある。
水銀
固有語elgiからelgilil。常温で液体な唯一の金属であることから。
ポロニウム
kapellil。
放射能の非常に強いポロニウムに対し、その様が光線を放つ一角獣カペルに似ているというところから命名された。
遷移元素 第4周期元素
遷移元素は組み数字でまとめて表現される。
最初の遷移元素は第4周期で現れ、その数は9である。ところがこのうち鉄と銅は固有語のfrea, lettiが存在するため、除外する。
すると残ったのは7つの元素となる。従って第4周期はソームで名付けられる。
途中鉄のところでまたがる点に注意。鉄を抜いて7つ数えること。
velmlil | スカンジウム |
ervalil | チタン |
satiilil | バナジウム |
teevelil | クロム |
beezellil | マンガン |
(frealil) | (鉄) |
ilvalil | コバルト |
partlil | ニッケル |
(lettilil) | (銅) |
遷移元素 第5周期元素
同様にして、第5周期は銀を除いた8種であるため、月の名が冠される。この周期の遷移元素は別名「月の元素」。
myuxetlil | イットリウム |
aljlil | ジルコニウム |
duurgalil | ニオブ |
tuvan | モリブデン |
xante | テクネチウム |
leeve | ルテニウム |
viine | ロジウム |
inje | パラジウム |
(erfilil) | (銀) |
遷移元素 第6周期元素
ランタノイドを除いたハフニウムから金まで。ただし、白金のfernと金のfantを除くと6種。従ってヴァノン隊の名が後世に冠された。
twarlil | ハフニウム |
arhanlil | タンタル |
nartelil | タングステン |
xartlil | レニウム |
lusonlil | オスミウム |
mirxlil | イリジウム |
(fernlil) | (白金) |
(fantlil) | (金) |
ランタノイド
ランタンから始まる15の元素。ただし、ランタンはスカンジウム、イットリウム、ランタン、アクチニウム(含まないことも)からなるスカンジウム族元素である点が、ほかの
ランタノイドとは異なる。
リュウはランタノイドの定義の前にスカンジウム族元素を考慮していたため、ランタンだけランタノイドのグループから命名上は外れてしまった。なお、希土類元素とはまた別の括りなので注意。
ランタンを除いた14種の元素がひとまとまりとして捉えられ、リーザの組み数字が冠された。
ランタン自体はスカンジウム族元素として捉えられ、スカンジウムのvelm(闇の悪魔)、イットリウムのmyuxet(新月)を元にして、「闇の月」を意味するveltoで名付けられた。
veltolilを除いたランタノイド14種はセリウムのyuualilから始まり、ルテチウムのliizalilに終わる。
アクチノイド
リュウは少なくとも命名時にはアクチニウムをスカンジウム族元素と捉えなかったため、アクチニウムもアクチノイドにまとめて命名した。
そのため、アクチノイド15種がひとまとまりになり、メテの使徒でそれぞれ名付けられた。アクチニウムがrudialilであり、最後のローレンシウムがarxelilになる。
なお、キュリウムに当たるralduraはアシェット第8使徒と区別するため、raldlilとされ
る。
アクチノイド以降
アクチノイドは性質によりひとまとまりにされたが、実際には超ウラン元素は天然のものがほとんどない。
後は技術次第でどんどん増えていく一方なので、固有名を付けて管理する必要性をリュウは考えなかった。そこで彼はローレンシウム以降、すなわち104番のラザホーシウム以降はメルの数え方(制アルカ数字の粒読み)にlilを付けることとした。新生でも制アルカの辞書の記述が引き継がれメルの数え方だと表記されているが、新生アルカの数字を使って粒読みをするのが妥当であろうと思われる。
例えばラザホーシウムはkoyuuvallilという。これは従来のアルカの元素の命名法を踏襲している。実際の科学でこれらの元素を用いる比率は非常に少ないので、命名が機械的でも問題ないということの様子。
元素名一覧
右がアルカ。lilを取った元素名ならびに元素記号。
カッコ内は略称。元素記号はfenlilで書くこと。
1 | H | 水素 | arte(ar) | a |
2 | He | ヘリウム | varfant(fan) | v |
3 | Li | リチウム | seinels(sei) | s |
4 | Be | ベリリウム | veiren(vei) | vr |
5 | B | ホウ素 | lai | i |
6 | C | 炭素 | luno | l |
7 | N | 窒素 | teeze | t |
8 | O | 酸素 | zom | z |
9 | F | フッ素 | mirgi | mir |
10 | Ne | ネオン | varzon(zon) | zn |
11 | Na | ナトリウム | tiitel(tit) | tt |
12 | Mg | マグネシウム | gyu | g |
13 | Al | アルミニウム | silgi | sg |
14 | Si | ケイ素 | flia | f |
15 | P | リン | nim | n |
16 | S | 硫黄 | belfe | f |
17 | Cl | 塩素 | hanes | h |
18 | Ar | アルゴン | tikno(tik) | ti |
19 | K | カリウム | poen(pen) | p |
20 | Ca | カルシウム | axte | ax |
21 | Sc | スカンジウム | velm | ve |
22 | Ti | チタン | erva | er |
23 | V | バナジウム | satii | sa |
24 | Cr | クロム | teeve | te |
25 | Mn | マンガン | beezel | be |
26 | Fe | 鉄 | frea | fr |
27 | Co | コバルト | ilva | il |
28 | Ni | ニッケル | part | pa |
29 | Cu | 銅 | letti | le |
30 | Zn | 亜鉛 | algata | ag |
31 | Ga | ガリウム | jan | jn |
32 | Ge | ゲルマニウム | elte | el |
33 | As | ヒ素 | yayu | yy |
34 | Se | セレン | elt | lt |
35 | Br | 臭素 | kasan | ks |
36 | Kr | クリプトン | fenzel(fen) | fn |
37 | Rb | ルビジウム | nermes(ner) | nr |
38 | Sr | ストロンチウム | flea | fl |
39 | Y | イットリウム | myuxet | my |
40 | Zr | ジルコニウム | alj | aj |
41 | Nb | ニオブ | duurga | dr |
42 | Mo | モリブデン | tuvan | va |
43 | Tc | テクネチウム | xante | xn |
44 | Ru | ルテニウム | leeve | lv |
45 | Rh | ロジウム | viine | vn |
46 | Pd | パラジウム | inje | ij |
47 | Ag | 銀 | erfi | ef |
48 | Cd | カドミウム | adyu | dy |
49 | In | インジウム | tier | tr |
50 | Sn | スズ | kog | kg |
51 | Sb | アンチモン | lins(teemsは俗称) | li |
52 | Te | テルル | saal | al |
53 | I | ヨウ素 | aaxe | xe |
54 | Xe | キセノン | nebra(neb) | nb |
55 | Cs | セシウム | kleevel(vel) | kl |
56 | Ba | バリウム | alis | is |
57 | La | ランタン | velto | vl |
58 | Ce | セリウム | yuua | yu |
59 | Pr | プラセオジム | nalm | nl |
60 | Nd | ネオジム | elevi | lv |
61 | Pm | プロメチウム | geewix | gw |
62 | Sm | サマリウム | naltkaya | ky |
63 | Eu | ユウロピウム | salsa | sl |
64 | Gd | ガドリニウム | emis | ms |
65 | Tb | テルビウム | iidel | dl |
66 | Dy | ジスプロシウム | ante | nt |
67 | Ho | ホルミウム | aml | ml |
68 | Er | エルビウム | malka | ma |
69 | Tm | ツリウム | txe | tx |
70 | Yb | イッテルビウム | alvano | an |
71 | Lu | ルテチウム | liiza | lz |
72 | Hf | ハフニウム | twar | tw |
73 | Ta | タンタル | arhan | ha |
74 | W | タングステン | nalte | na |
75 | Re | レニウム | xart | xt |
76 | Os | オスミウム | luson | ls |
77 | Ir | イリジウム | mirx | mr |
78 | Pt | 白金 | fern | fe |
79 | Au | 金 | fant | fa |
80 | Hg | 水銀 | elgi | lg |
81 | Tl | タリウム | tek | tk |
82 | Pb | 鉛 | nazl | na |
83 | Bi | ビスマス | lans | la |
84 | Po | ポロニウム | kapel | kp |
85 | At | アスタチン | alson | sn |
86 | Rn | ラドン | konoote(kon) | kn |
87 | Fr | フランシウム | kalzas(kal) | ka |
88 | Ra | ラジウム | xier | xr |
89 | Ac | アクチニウム | rudia | rd |
90 | Th | トリウム | viifa | vf |
91 | Pa | プロトアクチニウム | liiz | iz |
92 | U | ウラン | falfa | ff |
93 | Np | ネプツニウム | inea | in |
94 | Pu | プルトニウム | hyuuwe | hy |
95 | Am | アメリシウム | imul | im |
96 | Cm | キュリウム | rald | rl |
97 | Bk | バークリウム | genolpe | gn |
98 | Cf | カリホルニウム | iiluu | lu |
99 | Es | アインスタイニウム | elf | lf |
100 | Fm | フェルミウム | walma | wl |
101 | Md | メンデレビウム | okinis | ki |
102 | No | ノーベリウム | mete | mt |
103 | Lr | ローレンシウム | arxe | rx |
用例
水 | H2O | エイチツーオー |
er | a2z | ar you zom |
アンモニア | NH3 | エヌエイチスリー |
beza | ta3 | teeze ar vii |
重曹(炭酸水素ナトリウム) | NaHCO3 | エヌエイエイチシーオースリー |
gasp(tiitel arte gas) | ttalz3 | tit ar luno zom vii |
※ttなどは筆記体で繋げて書くこと。でないと窒素が2つあるように見える。zなどは繋げずに筆記体で書くか、ブロック体で書くこと。(どうも筆記体の方がメジャーになる気がする)。
※数字は2H2Oのような場合、最初の2をブロック体、後ろの2を筆記体で書くと同じ大きさのフォントで書いてもよい。そうでなくばともにブロック体で、後者を小さくする。
感想
あちこちに制アルカの単語が残ってますね。単なる移行漏れのような気もしますが。もし制に残った単語を新生に修正するならば、次のようになります。
もしこれを適応すると、私の名前はtellil gasに変わってしまいますね。tellil、発音しにくい(titlilも発音しにくい)
日本語 | 制アルカ | 新生アルカ修正案 |
---|---|---|
ナトリウム | titlil | tellil |
ルビジウム | nerlil | meslil |
セシウム | vellil | levlil |
ネオン | zonlil | vazlil |
クリプトン | fenlil | fezlil |
ホウ素 | lailil | lahilil |
tt と書くと、窒素ふたつなのかナトリウムなのか区別できないのが面倒ですね。地球の元素記号はCNなら炭素と窒素、Cnならコペルニシウムという感じで区別しやいすいのですが。
最後の用例のところ、原子の数ですが、なぜか現代の数字ではなく、古アルカの数字を使っています。分かりにくいし特にメリットもないと思うので、普通の数字でいいんじゃないかな。化合物中の原子を書く順番が地球と同じなのも少し気になります。
元素番号104のラザホーシウム以降は、日常的に使わないから数字でいいとのことですが、どうなんでしょう……。
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